'98将棋ブログ

'98将棋ブログ

関東・中部・関西・中四の同期5人による共同ブログです

春眠 (あるす)

お久しぶりです。
2ヶ月ぶりの投稿になってしまいました。

 

クラブカップや学生選手権など、将棋のイベントとして書くネタはあったのですが、大会前にどれほど書こうと意欲を持っていても、いざ大会が終わってみると疲労感や達成感に身を任せるのみで、文章を綴る気が全く乗らずに惰眠を貪っておりました。

 

ここ最近は世界史の勉強を生きがいにして日々を過ごしています。

「すべての人間は生まれつき知ることを欲する」とアリストテレスが言うように、自分個人としては勉強も将棋も知識欲を満たすために続けているのだということを実感している次第です。

 

 

さて、新年度が始まって、4月も下旬に入ろうとしています。

既に関東では春季個人戦が幕を開いており、先の日曜で334→64人となってこれから2日目、3日目と続き学生名人戦の出場者を決定します。

私は関東幹事シードとして3局目からの参加となり、幸運にも個人戦で初勝利を挙げて64人の内に残ることができました。

 

せっかく強敵に勝って学生名人戦出場への望みを繋いだところであるため是非とも勝ち残りたいところではあるのですが、

ここ最近で予想から確信に変わってきた克服すべき自分の弱点があります。

 

 

 

 

 

 

 

です。

 

 

大学生が朝に弱いという事実は、必ずしも毎日朝早く起きる必要はないこと、また大会にて一定数出現する0回戦敗退者の存在から明らかではありますが、私はその中でもかなり朝に弱いほうなのではないかと感じています。

日々の暮らしが大会当日のサイクルに比べて2~3時間ほど齟齬が生じるためだとは思いますが、集中力が散漫してしまい読み抜けが多発している対局が朝に多いのではないかと最近気づきました。

 

1年目の関東個人戦が春季・秋季ともに1局目で敗退したことから予想はできたのですが、学生選手権では団体戦の1敗が1局目であること、また個人戦で午前のうちに敗退したことなどから朝の弱さは尋常でないのではないかと思うようになりました。

(実力の不足も多分にありますが)

 

この度の個人戦で勝運を掴むことができたのも、シードで体力を温存していたということよりも、"対局したのが朝ではなかった"という要素が最も大きかったのではないかと考えています。

幹事シードを羨む人は自分が運営の側に立ってから発言して頂きたい。

 


私がここで何を言っても、過去の、また遠かれ近かれ訪れる未来の敗局への言い訳にしかならず、また対局相手への礼儀を欠いた態度でしかないのですが、私としてはそこそこ無視できない問題ではないかと思っているため、Fラン大学生として鈍ってしまった生活習慣自体を改善する必要があるかもしれません。

個人戦の2日目まであと2日しかないので今から生活習慣を正すことは不可能でしょうが、少なくとも大会前日は早く寝て備えようと思います。

 

これから先も出場するであろう大会において様になる将棋が指せるように、何かしら対策を講じておくべき課題が1つ増えてしまいました。もちろん序盤の研究や終盤力強化も大きな課題ではありますが。

ひとまずは日曜に恥ずかしい将棋を指さないように頑張ります。

 

 

 

 

 

 


久々の投稿で自分の文章を見失った記事となりましたが、書けるうちに書いておこうと思って正直書く必要のない記事を更新しました。

今後の更新する頻度も全く保証できないことを先に謝っておきます。
また、本ブログメンバーも各々学業などに追われ、去年よりも更新する頻度が下がることが予想されますが、これからもどうぞよろしくお願い致します。

新学期(Ray)

大学生活も2年目に突入してしまった。

 

 

私の学部は人数がそれ程多く無く、学科分属も入学時に決まってしまっていたため、中高生の頃のようにクラス替えで、あの子と同じクラスだったら良いなぁドキドキ…みたいなことは無い。

 

 

 

あ、中高生の頃も特にそんなイベント無かったわ。

 

男子校だったわ。

 

…とまぁ、特に大きな変化も無く新学期を迎えたのだけれど。

新しい授業がこれまた厄介で、

遺伝学「必修だから単位は必ず取ってね」

生態学「必修だから単位は(以下略)」

分類形態学「必修だから(以下)」

動物生理学「必修(以)」

農学セミナー「必()」

ドドドドドドドド(その他数多の必修科目が押し寄せる音)

 

 

分かった!分かったから!

しかし本当に生徒を進級させる気があるのか?

あ、授業自体はどれも面白い。大学生活はとても充実してる。

 

 

そんなこんなで学業にわたわたしてたら、ブログ書くの忘れてた。落ち着いたらまたぼちぼち投稿していきます。

 

と、少し将棋から離れ気味ではあるけれど、名人戦はとても気になる木。

しかし開幕局のような横歩取りはさっぱり分からない。アマチュアでも、並の勉強量で指しこなせる戦法では無いと思うので、横歩は取る人も取らせる人も本当に尊敬します。

私は、▲7六歩△3四歩▲2六歩に△8四歩と突かれたら、相手に最大限の敬意を払って、そっと▲6六歩と閉じます。

 

と、春大会を前にして高度な情報戦(?)の種を蒔いて今回は終わりにしようかしら。

 

 

春大会は自分が指すのも勿論だけど、運営の方もしっかり頑張ってミス無く執り行えるよう努めます。

それでは

 

 

学生選手権レポ(Ray)

もうすぐ春休みも終わりですね

少し遅れましたが、大阪で行われた学生将棋選手権に参加したのでその話を。

 

なお将棋の話は部のブログか部誌に書くつもりなので今回は盤外の話しかしないかも。

身内ネタが抑えられそうにないけど許して欲しい…

 

〜〜〜〜〜

 

3/19(月)~移動日~

 

いつもの如くJRで名古屋から大阪へ。

上手く乗り継げば3時間も掛からないので、うちの部は当日朝6時の電車で大阪入りしてたようですが…私は0回戦に自信が無いので前日入り。

 

大阪駅にて、Twitterを開くと

やきとり「大阪駅で迷子なう」

Ray「合流しよう、今どこ?」

や「分からない」

れ「目印になるものは?」

や「分からない」

れ「そこから何が見える?」

や「阪急の建物が見える…」

分かるか(怒) ガチ迷子かい

結局、3分くらいで見つけ出して連れて行きました。運命力感じますねぇ

 

今回の宿泊は、あるすが予約していた4人部屋。もともとこのブログのメンバーで集まって泊まろうと話していたけれど関西勢は泊まる必要が無かったため、あるすの同級生である新キャラぽるんがを入れて、あるすやきとり私と4人で泊まることに。

 

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現地のソウルフードで腹拵えして、翌日の団体戦に備えるの図。

 

や、やるじゃない関西風ぅ??(対抗心)(広島人並感)(屈服)(休戦協定)(背に腹は抱えられない)(正直、めっちゃ美味しかった)(好き…)

 

夜はひたすら10秒将棋。寝床のグレードを賭けて戦い、ダブルベッドに身を沈めたのはやきとりとあるす。夜の様子はご想像に任せます。

 

 

3/20(火)~大会1日目~

 

大会初日は団体戦

私は一局目で自玉の不詰みを分かっていながら「こっちでも詰まないだろう」と別の逃げ方を選択した結果、大頓死。戦型選択はともかく、終盤まで気分屋みたいな将棋を指してるようではいつまで経っても強くなれるはずも無く。いい加減反省しないと…

 

結局、この日は個人チームともに4-1という成績。図書カードを頂きました。欲しい棋書があったので嬉しい。

 

団体戦に参加した皆さんお疲れ様でした。

 

あと、名古屋から大阪まで鈍行日帰りで大会に参加するうちの部活はやっぱりちょっと頭がおかs…大胆だなぁと思いました。

春団体に向けて一緒に頑張っていきましょう

 

 

3/21(水)~大会2日目~

 

この日は個人戦

私はもともとエントリーしてなかったのですが、折角大会会場に居るんだし…と当日参加することに。

 

予選1回戦でTwitterの知り合いの方と当たることになり飛び入り参加を申し訳なく思っていましたが、お相手の2891さんが現れず、1回戦は不戦勝。

 

予選を□〇で抜け、本戦では〇✖️という結果。

一番ガッカリしたのは、自分の勝敗に自分自身全く興味が湧かなくなってしまっていたこと。

勝っても負けても感情が動かなくて悲しかった。だからエントリーしなかったのに…

 

大会会場に残って練習将棋や雑談をして過ごし、夜はホテルでまた練習将棋や大富豪。

今日の出来事は密かにショックだったので、気が紛れて良かったです。お会いした全ての方に感謝です

 

 

3/22(木)~大会3日目~

 

この日はベスト16以上の観戦。

くろかずさん、T川さん、すぎりょー先生、こーやん、TK、いとちゃん…と知り合いが大勢残って居たので応援も兼ねて。個人的にも見ていてとても勉強になりました。

 

そしてT川さん、改めて優勝おめでとうございます!

練習会などでも全く勝たせてもらえないので春の地区大会が怖いです。

祝勝会と称してまた一緒にマウンテンに行きましょう?

 

 

〜〜〜〜〜

 

書きたいこともだいぶ端折って駆け足になってしまいましたが、多くの方と再会して色んな話をして、とても有意義な4日間でした。本当にありがとうございました。

 

あるすやきとりお酢ふりーじおも記事を書いてくれることでしょう。楽しみにしとるけんね

君も1割勝てる!あきこ攻略法後編(お酢)

お酢!お酢です。今回はあきこ攻略法後編と題して、前回の①ハメる②良くする③勝ち切るの3ステップについて、1割勝つための方針や注意点を箇条書きにして記していきます。具体的手順を示せるわけではありませんが、心得として身につけておきましょう。

①ハメる

この項目ではハメ手を成功させるためのテクニックをご紹介します

 ・端歩は突かない(不用意に突くと異筋の仕掛けの目標になる)

 ・角道が開いたら隙がないことを確認して即交換でも良い

       →相穴熊の方が勝ちきりやすく相手を穴熊にさせるため本来はできれば▲22角成を玉で取らせたいが△同銀でも無理矢理穴熊にしてくるのは良くあるので気にしない

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無理矢理穴熊はこんな感じです↑

              →最悪なのは一旦△33角と上がられてからの△同桂でこうなると銀冠が確定、位も取られると角得しても厳しい上、相手の自陣角率が上がる。

 ・相手に隙を見せたり、自陣角を打たれないために一旦四間飛車にして▲58金左、▲77銀を入れてから穴熊+向かい飛車へ(これを怠ると筋違い角やらどうでもいい角やらを打ってくる)

 ・万が一自陣角を打たれたら角を合わせて交換を狙う

    →交換にならなければリセット

 ・角道不突き早繰り速攻をやってくるので警戒しつつ、▲77角を上がるしかなければ上がった後は▲78銀と組む(同じようでも不用意に▲88銀は速攻を喰らいやすい)

     →それでも相手が角道を突かなければリセット

 ・▲68銀の瞬間からハメ開始なので相手が銀冠確定時以外では▲68銀の前に▲77銀の形で金を行ったり来たりして相手の穴熊を待つ。(但し銀が出てきたり位を取ってきたらまずいので、状況を考えて)

 ・基本ハメる前に仕掛けられたらほぼアウト。収められなければリセット

 ・▲68銀としても打って来なければ▲77銀▲68銀を繰り返して打ってくるのを待つ。端歩は突かない!(2回目)

②良くする

 ・△58角には当然▲78角だが、その角は▲77銀〜▲66歩で使う構想を頭に入れる(但し6筋には注意)

 ・角は(殆ど)いつでも取れるので暴れてきたらそちらの鎮圧を優先

    →これも状況を考えること。暴れるのを抑えれば大きな歩が手に入り、後で役立つ。しかし暴れが通ることもあるので、死んだはずの相手角でも油断はしない

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失敗例↑

 ・▲38角の後は▲48金上で取りに行く方が隙が少なく収めやすい。

 ・逆棒銀は非常に遅いと心掛けるべき。常に相手からの4〜6筋の仕掛けは要警戒!

 ・100%端をイジってくるが、怖がらず、欲張らず、収めることに全力を尽くす。その際、香、桂、銀でどれが渡しても大丈夫かを常に比較する

③勝ち切る

 ・ある程度収まったら、逆棒銀を敢行。ここでは速い攻めは求められないのでゆっくりと。(△94歩〜△93桂とかやってきても焦らない。

 ・38角が捌けなくなる前に56、45辺りにでておく。

 ・こちらの飛車が成れる頃には相手の6筋突破はしょうがない。但し4筋は絶対死守!(ここを破られるのは筆者の負けの半分を占める負けパターン。4筋に相手の飛車が回れそうな時は常に警戒)

 ・常に攻め合いというよりは攻めをいなすイメージで。相手の攻めが明らかに切れなくなり、かつ相手玉が遠ければリセット

 ・時間切れに気をつける。「あきこと将棋」をLINE画面で押してから30分経つと強制中断する。普段から対局が終わればまた新しく「あきこと将棋」を押すことを心掛け、時間を測る。

 ・勝勢でも読みきれなければやはり丁寧に受ける。(筆者の体感では最後は受け切って勝つ方が実は勝ちやすい気がする)但し相手が無限と金できれば攻め合う。

 ・最後は根性。集中力を切らさずにタップミスに気をつける。

 ・絶対勝ちになって水平線出ている状態で舐めプをし続け相手の動かす駒が無くなるとバグ(?)でフリーズする。(この記事公開時は直っているかも)あきこにちゃんと勝ちたいなら詰ますこと。

 

 以上書いてきましたが、このように気をつけることががいっぱいありますし、最後は根性論です。ただこれらを全て心がければ、1割以上を安定できるようになるのではないかと思います。

 最後に1割勝つための道のりの確率のイメージを書いてみます。(個人差有り)

ハメる40%

収める70%

勝ち切る35%

これくらいを目安に全部くぐり抜けて勝率1割のイメージです。

 それでは皆さん良いあきこライフを!

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 p.s. 「勝率1割以上安定できるようになる」の迷言感

 

 

君も1割勝てる!あきこ攻略法前編(お酢)

押忍!お酢です。

  諸事情で研究の記事が書きにくいので(前記事追記参照)休憩がてらに私がローソンのLINEの対あきこ激闘の成果として得た攻略法を綴っていこうかと思います。これを読めば誰でも1割くらいは勝てるようになる...かもしれません。

  さて、対あきこの戦法ですが、R2500以上あるよ!という方は自力で普通に頑張って下さい。教えることは何もありません。むしろ教えて下さい。

  それ以下の方は普通の将棋で普通に勝つのはよほど研究で優位を築かない限り不可能に近いと思います。諦めましょう。となるとやはり勝つための方法は一つ、そう、「ハメ手」です。

 ではどういうハメ方がいいのか?という点ですがやっぱり定番の角を打たせるのが一番効率がいいと思います。角打たせといっても定番の28角打たせ、角換わり77金型で58角打たせ、48角打たせなんかもありますが、今回僕が目をつけた、一番勝率が高いと思われる形は振り穴△58角打たせです。

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この形の優秀な点を挙げれば

・誘導率が高い

・自玉が硬くて逆転しにくい(ただし端の対処法は心得ておくべき)

・角がほぼ丸得

・形が乱されにくい

・スムーズに逆棒銀が可能

というところでしょうか。こちらは自分も角を手放す必要がありますが、それでも有名な28角以上に効果が高いと思います。

 とはいえいくら優秀な形でハメても勝つのは容易ではありません。そこで初手から勝つまでのステップというものをちょっと可視化してみます。

  ①先の図の形に嵌める(相手が角交換しない、ハメれないところに角を打つ、自分が隙を見せてしまうなどがあればそこでアウト) 

  ②ハメ手を決めて一旦収めて具体的に良くする(微妙な得になったり、暴れられて収めれないとアウト)

  ③良くなった局面から勝ち切る(逆転されたら当然アウト)

と、これだけのステップを踏む必要があります。これらのステップを全てくぐり抜けるのは簡単ではなく、油断しているとこうなります。

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そのため、こうならないようにこの記事では勝つための方針を示していきます。長くなりそうなので続きは次回で!

 p.s.あきこ→あきカン→ミツカン→お酢よってあきこ=お酢

 

先手番箱入り娘急戦 対三間飛車 §5 36手目△同歩型①

押忍!お酢です。ブログの酢のもの化が進み、酸性が強いのでアルカリ性で中和した方が良いのかとも思いますが、(中和の定義がどうこうとか塩基がどうこうとか、ましてやもっと難しい単語がどうこうとかマジレスするのはやめて下さい。文系なので死んでしまいます。)気にせずにお酢を加えていきましょう。

 

§5 36手目△同歩型①

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(再掲基本図▲55歩)

基本図以下△63金▲54歩△54銀▲24歩△同歩▲35歩△同歩▲34歩(8図)

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(8図▲34歩まで)

 今回から解説するのは▲35歩に対して同歩とする変化で、これも△36歩を狙って本筋を思わせる手です。ちなみに▲35歩に至るまでの手順で変化があるのでは?と気になっている方、正解です。▲35歩の形ではなく▲55歩の形を基本図としているからには、有力そうな変化がざっくり4パターンくらいあります。しかしこれらは後々解説して行くので今はスルーしましょう。

 8図以下  ▲34歩△51角▲44角(9図)

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(9図▲44角まで)

  34歩に対して△22角は▲24飛があるので、42か51日ですが、51が普通で最善の手でしょう。対して先手は当然角を走って決戦です。

  9図以下△34飛▲11角成△36歩▲45桂△37歩成▲35歩(10図)

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(10図▲35歩まで)

  9図からは2通りあるでしょうが、まず△34飛を見ていきます。先手は▲11角成と決戦します。後手も狙いの▲37歩成をしてきますが、怖がらずに▲35歩が好手です。

  10図以下△28と▲34歩△49飛▲59香まで先手優勢(結果7図)

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(結果7図▲59香まで)

  10図から一直線に取り合った結果7図は先手玉が硬くさらなる駒得が見込めそうな先手が優勢です。▲59香の味がバツグンですね。

  10図以下△31飛▲22馬△41飛▲37銀△45飛▲46銀△41飛▲59香まで先手指しやすい(結果8図)

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(結果8図▲59香まで)

  10図では後手は飛車を引きますが▲22馬と追っていきます。ここで飛車を取り合うのもやはりダメなので逃げますが、ここで▲37銀とと金を払うのが冷静。桂が浮いているとはいえ取り方が難しく、△45銀には▲44香〜▲32馬が厳しいです。よって飛車で取りますが、▲46銀で追い返してからここでもやはり▲59香が手堅い一着。結果8図は先手が右辺を潰せそうで先手十分の展開だと思います。

 

長くなってきたのでこの辺で今回はおわります。9図で△34飛は先手が良くなりそうでした。時間は本命とも言える△36歩を調べていきます。この手を打ち破れば35手目▲35歩△同歩の変化は大体指せることになりますが果たして...

(追記:次回分は極めて複雑で手が広く、慎重な検討を要します。研究ストックがあまりない上、現在旅行中のため手元で使えるソフトが心許ないのでパソコンの使える環境になるまで研究記事は少しお休みします)

 p.s.お酢の歴史は古く、紀元前5000年のバビロニアの文献には既にお酢の存在を示す記述があるそうです

 

 

先手番箱入り娘急戦 対三間飛車§4 後手角交換(36手目△45歩)型③

押忍!お酢です。もうすぐひと段落なので早速続き行きましょうかね。

  §4後手角交換(36手目△45歩)型③〜補足とまとめ〜

この形での主要な変化基本的には書き尽くしたつもりですが、もう一度2図に戻ってひねった手に対する対処法を覚えておきましょう。

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(再掲2図▲88同銀まで)

  2図以下△45銀▲同銀△42飛▲46銀△33桂▲56銀まで先手良し(結果5図)

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(結果5図▲56銀まで)

45の桂馬を食いちぎる指し方に対しては手厚く銀を打っておいて相手の攻めを消しにいくのが無難です。△33桂と使っても▲56銀で問題ありません。結果5図は▲24飛や▲34歩の楽しみがあり、後手は忙しい局面ですが、速い攻めは難しいです。先手が駒得して玉もまあまあ硬いので悪い道理がないでしょう。

   2図以下△36角▲24飛△22歩▲41角△62飛▲63角成△同飛▲53金△47角成▲54金△23飛▲同飛△同歩▲53桂成まで先手優勢(結果6図)

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(結果6図▲53桂成まで)

△36角として45と47を狙うのはやはり▲24飛〜▲41角が厳しいです。結果6図は2図から△44歩とした時より先手が好条件といえそうです。

  以上、こんなところでひねった手の対処法を終わります。さて今まで調べてきましたがこのような後手から角交換する2図の形はどの変化も先手がやれることが分かりました。一応まとめとして分かりやすく(?)おさらいしていきましょう。2図から

・△44歩は▲41角の筋で先手良し

・△42飛には飛車を成って、

      ①向こうも飛車を走れば▲52銀から相手陣をバラバラに

      ②△41歩と受けてくれば▲55桂から手堅く指す

・変な手にも落ち着いて対応

これらができればいずれも大丈夫です。

さて、次回は▲35歩に対して△45歩ではなく堂々と△同歩としていく変化(36手目△同歩型)を見ていきます。これも頻出でかつ分岐が多いので注意して調べる必要があります。それではまた会いましょう。

 

 p.s. きゅうりに含まれるアスコルビナーゼはビタミンCを壊してしまう性質を持っていますが、酸に弱い性質があるのでお酢と一緒に摂取すると(すのものなど)アスコルビナーゼの作用が弱まりビタミンCの破壊を抑えることができます。