'98将棋ブログ

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関東・中部・関西・中四の同期5人による共同ブログです

先手番箱入り娘急戦 対三間飛車 §5 36手目△同歩型①

押忍!お酢です。ブログの酢のもの化が進み、酸性が強いのでアルカリ性で中和した方が良いのかとも思いますが、(中和の定義がどうこうとか塩基がどうこうとか、ましてやもっと難しい単語がどうこうとかマジレスするのはやめて下さい。文系なので死んでしまいます。)気にせずにお酢を加えていきましょう。

 

§5 36手目△同歩型①

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(再掲基本図▲55歩)

基本図以下△63金▲54歩△54銀▲24歩△同歩▲35歩△同歩▲34歩(8図)

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(8図▲34歩まで)

 今回から解説するのは▲35歩に対して同歩とする変化で、これも△36歩を狙って本筋を思わせる手です。ちなみに▲35歩に至るまでの手順で変化があるのでは?と気になっている方、正解です。▲35歩の形ではなく▲55歩の形を基本図としているからには、有力そうな変化がざっくり4パターンくらいあります。しかしこれらは後々解説して行くので今はスルーしましょう。

 8図以下  ▲34歩△51角▲44角(9図)

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(9図▲44角まで)

  34歩に対して△22角は▲24飛があるので、42か51日ですが、51が普通で最善の手でしょう。対して先手は当然角を走って決戦です。

  9図以下△34飛▲11角成△36歩▲45桂△37歩成▲35歩(10図)

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(10図▲35歩まで)

  9図からは2通りあるでしょうが、まず△34飛を見ていきます。先手は▲11角成と決戦します。後手も狙いの▲37歩成をしてきますが、怖がらずに▲35歩が好手です。

  10図以下△28と▲34歩△49飛▲59香まで先手優勢(結果7図)

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(結果7図▲59香まで)

  10図から一直線に取り合った結果7図は先手玉が硬くさらなる駒得が見込めそうな先手が優勢です。▲59香の味がバツグンですね。

  10図以下△31飛▲22馬△41飛▲37銀△45飛▲46銀△41飛▲59香まで先手指しやすい(結果8図)

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(結果8図▲59香まで)

  10図では後手は飛車を引きますが▲22馬と追っていきます。ここで飛車を取り合うのもやはりダメなので逃げますが、ここで▲37銀とと金を払うのが冷静。桂が浮いているとはいえ取り方が難しく、△45銀には▲44香〜▲32馬が厳しいです。よって飛車で取りますが、▲46銀で追い返してからここでもやはり▲59香が手堅い一着。結果8図は先手が右辺を潰せそうで先手十分の展開だと思います。

 

長くなってきたのでこの辺で今回はおわります。9図で△34飛は先手が良くなりそうでした。時間は本命とも言える△36歩を調べていきます。この手を打ち破れば35手目▲35歩△同歩の変化は大体指せることになりますが果たして...

(追記:次回分は極めて複雑で手が広く、慎重な検討を要します。研究ストックがあまりない上、現在旅行中のため手元で使えるソフトが心許ないのでパソコンの使える環境になるまで研究記事は少しお休みします)

 p.s.お酢の歴史は古く、紀元前5000年のバビロニアの文献には既にお酢の存在を示す記述があるそうです